日本に許可取りするより、自作したほうが早い…中国やアメリカで「日本風アニメ」の制作が本格化した事情

だが、日本の漫画・アニメファンがある程度確立した現在において、日本コンテンツをそのまま海外で垂れ流しているのは非常に危険である。日本のサブカルチャーファンを最も多く抱える国の一つである中国やアメリカでは、日本で人気になったコンテンツを自国に輸入する際の「デメリット」を負担に感じるあまり、「日本風」のコンテンツを自国で自作するという動きが出始めているのだ。

 『ニンジャスレイヤー』(アメリカ・Bradley Bond&Philip NinJ@ Morzez)や『RWBY』(アメリカ・ルースター・ティース・プロダクション)、あるいは『原神』(中国・mihoYo)、『アズールレーン』(中国・上海蛮啾&厦門勇仕)などが海外産の「日本風コンテンツ」の代表例といえる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/899f43567f822a40bc4fa6b1d9049514e7c59cd2