島津製作所子会社が回路遮断する「タイマー」を医療用装置に仕掛け、故障装い部品交換
https://www.tokyo-np.co.jp/article/197991

島津メディカルシステムズ(大阪市)熊本営業所の幹部社員が、県内の公立病院に納入した装置に回路を遮断するタイマーを仕掛け、故障を装って部品を交換していたことが本紙の取材で分かった。島津製作所は社内調査していることを認め「結果をもって適切に対応させていただく」としている。

関係者によると、幹部社員は17年9月、装置を点検した際にタイマーを仕掛けたとみられる。後日、病院からエックス線が出なくなったと連絡があり、「エックス線管球」と呼ばれる主要部品を交換し、病院は約228万円を支払った。実際は故障していなかったとみられる。