国家公安委員会は25日、奈良県警の鬼塚友章本部長と県警本部の警備部長をいずれも減給の懲戒処分としました。

警察庁によりますと、鬼塚本部長らはいずれも辞職の意向を示しているということです。

処分の理由については、「適切な警護計画の作成に徹底を欠き、現場の警護措置に不備を生じさせ、安倍元総理の安全を確保することができなかった」としています。

警察庁は25日、取りまとめた警護についての検証・見直し結果の報告書の中で事前の警護計画について「安倍元総理の後方に危険があることは明らかであったが、これが見落とされていた」「本部長までの決裁を経たにもかかわらず、必要な検討や指摘がなかった」などとしています。

鬼塚本部長は事件翌日の会見で「今回の警護警備に問題があったことは否定できない」「27年余の警察官人生での最大の悔恨、痛恨の極み」などと述べていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fbbcd24f059bcf0ce1f3a3714265ba47079a642

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