ヤクルト・奥川恭伸投手(21)が27日、埼玉・戸田球場で新型コロナウイルス感染から回復後初めてブルペン入りした。

池山2軍監督が見守る中、小野寺2軍投手コーチのミットめがけ、立ち投げで約30球。セットポジションから実戦に近い力感で直球を投げ込んだ。

今季の奥川は本拠地開幕戦となった巨人戦(神宮)で4回2安打1失点で緊急降板。上半身のコンディション不良のためその後は2軍調整が続いていた。約3週間のノースロー期間を経て4月24日にキャッチボール、6月22日にブルペン投球を再開。7月中旬には変化球も交えて約50球投じるまで状態が上がってきていたが、28日に新型コロナの陽性判定を受けていた。

昨年チームトップの9勝を挙げた右腕は今季中の1軍復帰を目指している。今後は球数を増やし、再び段階を上げていく。

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