松井秀喜、田口壮、井口資仁らが戦い、今年も鈴木誠也がカブスに入団するなど日本人野手のメジャーに挑戦が続いている。しかしイチロー氏は「そんなに来ました? 2001年からそんなに大きく変わったかなって考えると、少なすぎるでしょって思います」と言い切った。

 自身がポスティングシステムを利用してマリナーズに入団したのが2001年。当時を振り返り「いずれ各チームに野手は最低1人ずつ、最低ですよ。そんな状況が20年経てば考えられなくもないって思ってました」と振り返る。しかし2022年となっても「全然そんなことなかった。当時とそんなに感覚は変わらない」。現状はイチロー氏の思い描いたものとは違った。