巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)が27日の広島戦(マツダ)後、この日先発するも4回途中3失点KOに終わった直江大輔投手(22)について言及した。

 苦しい投球となった。直江は2回に坂倉にソロを浴びて先制点を献上。それでも4回には中田の2ランで一時逆転と主導権を取り返したが、直後の4回裏の先頭・西川に同点被弾…。勢いを止められずに連打を浴び、無死一、三塁となったところで交代が告げられた。

 これには桑田コーチも擁護することはできなかった。「得点してくれたあとに失点するというね。それと、全体的にボールが高いということと、取ったアウトよりもアウトになってくれたアウトの方が多いんですよね」とバッサリ。

「狙ったところよりも甘いところにいってアウトになってくれたアウトは反省するべきであって、普段からフォームを改善して、しっかり狙ったところに投げられるようにしていってもらいたいです」と宿題を課した。

 いったん、翌28日に抹消予定。「(この日の早期)交代は監督の決断なので、また監督に長く投げさせてもらえる内容をつくっていかないといけないですよね。前回も結果はよかったですけど、僕は結果と内容、プロセスを両方みているので、両方がうまく並行してこないと、なかなか安定したピッチングができない。抹消してコントロールを改善してもらいたいなと思います」。

 改めて同コーチからの宿題を受けた直江は、果たして再起を図ることはできるのか――。

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