「Sub-6」と言われる既存の3.7GHz帯、4.5GHz帯に加え、5G SAは、新たに28GHz帯のミリ波通信をサポート。受信最大速度は4.9Gbps、送信最大速度は1.1Gbpsを実現する他、低遅延が特徴。また、ネットワークインフラを仮想的に分割して複数のネットワークとして扱う「ネットワークスライシング」技術など、これまでにないサービスの提供が可能という。

 エリアは、主要ターミナル駅(札幌駅、仙台駅、東京駅、名古屋駅、金沢駅、大阪駅、広島駅、高松駅、博多駅)やイベント会場、商業施設など人が集まるエリアから展開する。対応エリアは、24日からドコモのWebサイト上で公開するという。

 5G SAの対応機種は、「AQUOS R7 SH-52C」「Galaxy S22 SC-51C」「Galaxy S22 Ultra SC-52C」「Xperia 1 IV SO-51C」の4モデル。AQUOS以外は、ソフトウェアアップデートで利用可能だ。なお、国内でミリ波対応モデルが流通していないiPhoneは、現モデル含め5G SAに非対応としている。