アフリカ西部ガーナの首都アクラで、ゴミの埋め立て処分場があふれかえっている。原因は先進国が輸出した大量の古着。
「リサイクル」や「リユース」といったかけ声のもと、結局は大量生産、大量消費社会が廃棄物をアフリカに押しつけているという構図だ。

多くの店は広さが1~2畳分ほどで、古着が山と積み上げられている。通路には、破れていたり汚れていたり、品質が低くて
商品価値がないと判断されたりした衣服が捨てられていた。

1週間に1500万着 半分近くは「ゴミ」に

この市場で30年、商売を続けているピーター・クアンサさん(55)は、輸入品の中に売り物にならない服が多すぎるとして、
「先進国の人々は、アフリカ人はどんな服でも着ると思っているんだろう。それは間違いだ。我々だって高品質の服を着る権利があるんだ」と憤る。

抜粋
https://www.asahi.com/articles/ASQ8V5411Q5RUHBI038.html