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2022年シーズンでは、日本野球機構加盟プロ野球チームの本拠地球場のうち9ヶ所が人工芝である。
種類の内訳は札幌ドームのみショートパイルで他はロングパイルである。

ロングパイル人工芝は、その名の通り芝が5~7cmくらいあり、パイルが長いことが大きな特徴です。
パイル間の隙間部分には砂やゴムチップなどの充填材の層があり、この層がクッション性を高めスポーツ時の衝撃を効率よく吸収します。
これらの構造がひざなど身体への負担を軽減する役割を担い、ケガ防止に貢献します。
また、見た目や質感が天然芝に近いということもあり、非常に「緑の美しい競技場」をつくることが可能となります。

ショートパイル人工芝は、パイルが短いことが特徴です。
パイルが短いことから、ロングパイル人工芝よりも衝撃吸収としての機能は劣るので、スポーツ時にはひざなどの負担は比較的大きくなります。
なのでスポーツ関係の場合は、比較的動きのゆっくりなゴルフ練習場などで用いられています。