>>536
使用料が派生しないどころか、どこかのお笑い会社のように、契約書が存在しない時期も長く存在したという。
年始に時の日本高野連会長が、大阪・野田にある阪神電鉄本社を訪れ、電鉄会長にあいさつ。
「今年もよろしくお願いします」「こちらこそよろしくお願いします」というあいさつだけで、
その年の春夏の甲子園開催が決まっていたと、阪神電鉄、高野連の両幹部から聞いたことがある。
甲子園球場側も毎年3月の選抜と8月の選手権大会があるものだということで、
頼まれる前から毎年おおよその日程を押さえていたという。
他者に貸し出したり、タイガースが試合を行うというような発想は一切ない。

阪神電鉄の幹部は「覚え書きのようなものはあったようですが、契約書はなかったと聞いています。
(2007-10年の)球場リニューアル工事のときに、それではいけないだろうということで、契約書を交わすようになりました」と説明した。