静岡・富士市で29日、市の職員と委託業者がニホンザルの捕獲にあたっていたところ、麻酔銃を誤って発射し、矢が市民にあたる事故があった。

29日午後2時50分ごろ、富士市のJR富士川駅の近くで、市と委託業者が目撃情報を寄せた市民の女性とニホンザルの捕獲にあたっていたところ、麻酔銃を誤って発射し、矢が女性の腕にあたった。

女性は気を失ったが、およそ1時間後に病院で気が付いたあと、歩いたり会話をしたりできるようになり、命に別条はないという。

市は、空気漏れを防ぐため業者が銃身にテープを巻いていたところ、誤って引き金にふれ、矢が発射されたと説明している。

現場近くの住宅街から市に対して、7月からニホンザルの目撃情報が頻繁に寄せられ、29日に麻酔銃を使った捕獲作業を始めたところだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a0c6fce595ae9d684a51fc347c460740a2644d7