「寝落ちした夜を取り戻せ!!」。こんなキャッチコピーを掲げ、ニッポン放送が6月、今年55周年を迎えた深夜の看板ラジオ番組「オールナイトニッポン」の過去放送が聞き放題になるサブスクリプションサービス「オールナイトニッポンJAM(ジャム)」を開始した。プロジェクトの中心メンバー、同局デジタルビジネス室の濱原晋介氏(56)と澤田真吾氏(33)に企画立ち上げの経緯や苦労、今後の展望を聞いた
番組プロデューサーを交えて出演者への交渉を進め、サービス開始時点では大看板「オールナイトニッポン」をはじめ、姉妹ブランド「-0(ゼロ)」「-GOLD」などから放送中の現役を含め30番組が出そろった(現在は32番組)。「JAM」では一部を除き、00年代以降の番組をアーカイブ対象とする。長い歴史を持つ「オールナイト」だけに、往年の番組の登場を期待するファンもいるが「2000年以前は音源がデジタル化されていなかった」(濱原氏)と実現には技術的な問題が立ちはだかる。録音テープが残っていればまだしも音源が残っている確証もなく、澤田氏も「倉庫をあさって探すしかない」と明かす。
番組は初回放送から順次アップされているが、一括配信が難しい理由の1つに編集作業にかかる労力がある。過去の放送内容が現在の社会情勢にマッチするかを確かめる「検聴」をし、権利の関係で流せないBGMや当時放送で使用された楽曲をカット。その上で聞きやすいよう著作権フリーのBGMを重ねるなど、放送ごとに「21世紀とは思えない作業」(濱原氏)が発生する。番組の顔とも言えるテーマ曲「ビタースウィート・サンバ」は交渉の末に使用許可を得ているが、音楽が入った「完全形」を求めるリスナーの声は根強く、濱原氏は「音楽団体には今後も協力を働きかけていきたい」と語った。
▼「オールナイトニッポンJAM」 2000年以降の放送を対象に、「オールナイトニッポン」ブランドの番組音源が聞き放題になるサブスクリプションサービス。月額500円。公式サイトでは「もう一度聞きたいオールナイトニッポン」のリクエストを随時受け付けている
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff43c377ddf9d25a17d11192000a279e2bf201b1
ニッポン放送サブスク解禁、月額500円で00年代以降の放送聴き放題
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
1それでも動く名無し
2022/08/31(水) 08:42:57.24ID:OBJD5xo+0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています