物価の上昇が続いている。総務省が19日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で2.4%上昇し、消費増税の影響を除くと13年11カ月ぶりの上昇幅となった。4カ月連続で政府・日銀が目標とする2%を超え、長年物価が低迷してきた日本経済についにインフレの時代が来たとの論調が広がっている。