10代の孫への性的暴行を繰り返したとして、強制性交や強制わいせつなどの罪に問われた男の判決公判が5日、大津地裁で開かれ、畑山靖裁判長は懲役7年6月(求刑同9年)を言い渡した。

 判決によると、男は2020年8月、滋賀県内の自宅で、当時14歳の孫の後頭部をつかむなどして脅迫した上で乱暴し、21年3月には下半身を触った。また、被害者が小学5年の時に撮影した下半身の写真を自宅で所持した。

 地裁は、被害者保護のため被告の氏名や年齢などを伏せて審理を進めた。公判で被告側は、児童ポルノ禁止法違反の罪を認め、強制性交と強制わいせつの両罪については「身に覚えがない」と無罪を主張していた。
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