巨人、観客動員低迷で「ファンに無料招待メール」 原監督の去就とFA戦略はどうなる?

 今年の巨人は観客動員に苦しんでいる。主催試合の入場者数は198万6430人(9月4日現在)で阪神に次いでセ・リーグ2位だが、東京ドームで4万人以上集めたのは56試合のうち10試合しかない。かつて毎試合、収容人数約4万3500人の球場を満員にしていたチームとは思えない状態が続いている。

「無料招待のあった中日3連戦も、最初の2試合は2万人台の観客でした。収容人数の7割くらいが埋まっており、他球団と比べれば入っているほうかもしれませんが、ずっと球界一の人気チームだった巨人ですから、今年の動員数は衝撃ですよ。プラチナチケットと呼ばれ、正規の何倍もの値段でチケットショップに並んでいた頃が懐かしい」(球界関係者。以下同)

 コロナ禍が終息しないため、観客が球場に足を運ばなくなっていると言われている。しかし、DeNAが首位・ヤクルトを4ゲーム差で迎えた8月下旬の横浜スタジアムの3連戦では大入り袋が出る試合もあり、コロナだけを理由に動員数の減少は説明できない。巨人はヤクルトの独走を許し、優勝が絶望的になっているため客足が遠のいているのか。

「開幕戦も満員にはならなかったですし、首位を走っていた4月から観客動員は伸び悩んでいます。4月8日の金曜日は2万4136人で東京ドームの収容人数の半分を超えるくらいしか入らなかった。ウイークデーは特に厳しく、火曜からの3連戦全て2万人台のカードもありました。だから、8月の中日3連戦で無料招待をしたのでしょう」

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