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大谷とジャッジの一騎打ちとなった今季のア・リーグMVPレースは30日(日本時間31日)時点はジャッジが優勢だ。チームがア・リーグ東地区を独走していることに加え、1961年にロジャー・マリス(ヤンキース)がマークしたリーグ記録の61本塁打を上回るペースでアーチを量産していることが最大のポイントだ。米メディアでは「ジャッジが61本打ったら決まり」という声が多い。

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 一方、大谷はベーブ・ルースが1918年に記録した「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業を104年ぶりに達成。さらに現時点で128回を投げ、シーズンの規定投球回数(162)まで34イニングと迫っている。投打のダブル規定到達は史上初の快挙だ。

 4日(同5日)に米大リーグ機構公式サイトが実施した43人の専門家による模擬投票でジャッジが1位37票、大谷は6票だった。

 スポーツオンラインカジノのドラフトキングスの30日のオッズではジャッジが−900で大谷は500と大差が付いている。ちなみにジャッジは20ドル(約2770円)賭けて戻るのが2・22ドル(約308円)と大損だ。

 大谷が逆転で2年連続でMVPを受賞するには規定投球回数の達成は最低限。白星を増やすより、176奪三振に残り6登板で何個上積みできるかで、200奪三振超えは必須だろう。当然、打者ではアーチ量産。35本塁打を超えて40発にどこまで近づけるか。