マイキーの兄だった模様
一虎に殺されたのは真一郎23歳。
当時マイキーは13歳。
この時の真一郎は
「不良達を束ねブラックドラゴン初代総長として伝説になり、不良を引退後はバイク屋を経営」
していた真一郎。


そもそもこの真一郎は「未来からやってきた真一郎」が入ってる状態である。
つまり真一郎が変えた世界ということになる。
じゃあ真一郎が変える前の世界線はどうなっていたか。
その真一郎は不良でもなければブラックドラゴンも作っておらずバイク屋もやってない、まるで最初のタケミッちのような「ポンコツ真一郎」である。
その弟マイキーは幼き頃に芽生えた黒い衝動が猛威を振るい、今や裏社会のドンとして堕ちに堕ちた状態。薬にも手を出している。
兄として弟を救いたいポンコツ真一郎はマイキーの元に行くが殺されそうになる。
それでも兄として思いの丈を叫ぶと、マイキーはもう全部おしまいにすると飛び降り自殺を図るも真一郎がキャッチ。
再度真一郎の愛の説得の結果、涙を流し、初めて兄に助けを求める。今の自分が辛いと。
ここで真一郎は学生時代にタイムリープ。
マイキーに正しい不良の道を歩ませるべく、まずは自分が不良のテッペンになり背中を見せると誓う。
そしてタケミッちばりの人を惹きつける力で弱いながらもワカや弁慶らを束ね不良の頂点に立つ。
こうした兄の姿を見続ける事でマイキーのうちに秘められた黒い衝動は抑制され続け、兄のような不良を目指すようになる。
しかし完全にマイキーの闇を取り払う事は出来ないと悟った真一郎は、今の世界線に居続けマイキーを見守る事を決意する。
そして絆の深いワカ、弁慶、タケオミには自分がタイムリーパーであることを話し、自分に万が一何かあったらマイキーを頼むようにも伝えていた。
その後不良を引退しバイク屋をしていた真一郎はこれまでマイキーに正体を明かす事はなかったが、仲間を作って成長していくマイキーの姿を見て、全てを話し、いよいよ未来に帰る事を決心する。
マイキーの誕生日に全てを話したあとバイクを託し、握手をして未来に帰るつもりだった真一郎だが、その前に一虎に殺されてしまう…。
こうして真一郎は死に、不安定になるマイキー。
これを知ったワカらはマイキーと接触しようとするも
ドラケンを筆頭に心の支えが居ることを察して様子を見ることにする。それからその世界線が進み、東京卍リベンジャーズの物語に繋がり今に至る。
三天戦争後、黒い衝動が溢れるマイキーを見たワカベンとタケオミは真一郎のことを思い出す。
ワカベンはマイキーの側に居ることを決めたが、タケオミは妹と敵対することになるのは苦しいと葛藤し、次の戦いには顔を出さない立場になる。
タケオミの気持ちも理解したワカベンは2人でマイキーの元に行き、ワカの口から真一郎の全てがマイキーに語られる事となる。
こうしてワカベンを受け入れたマイキー。それをコッソリと聞いていたのが三途。