米大リーグ(MLB)は、試合時間の短縮と得点力の向上を図るために、ピッチクロック(投球時間制限)と守備シフトの規制を来季から導入すると9日に発表する見通しであることが分かった。

 ピッチクロックは走者なしで15秒、ありで20秒をカウントダウンする。またシフト規制では、投手が投球する際、内野手4人は外野の芝エリアまで後退してはならず、内野では二塁ベースを挟んで左右2人ずつになるよう規定される。

 ヤンキースの指名打者マット・カーペンターは、4月に3Aで試験導入中の新ルールを経験。「慣れるまでは時間がかかるが、総合的に見れば、試合のペースに与える影響は良かったと思う」と前向きなコメントを残している。(AP)

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