起訴状などによりますと、阿部光浩被告は2022年6月、パチンコをするため当時19歳の元妻と外出し、生後4か月と2歳の兄弟を半日以上自宅に放置した保護責任者遺棄の罪に問われています。

帰宅後、4か月の赤ちゃんは意識不明の状態で見つかりその後、死亡しました。死因は乳幼児突然死症候群とみられています。

12日の判決で釧路地裁の石川貴司裁判官は、「動機はパチンコをしたいというもので、汲むべき事情はない。過去にも置き去りを繰り返していた」と指摘。

一方で「反省しており今回に限り立ち直りの機会が必要」として、阿部被告に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。