速水厚志 (はやみあつし)
第5世界・ガンパレード・マーチの登場人物。ファーストマーチの主人公。

士魂号3号機(複座型・突撃仕様)及び希望号のパイロット。 別名あっちゃん。1984年10月4日生、血液型A+ (データは本来の速水厚志のもの)。 一見「ぽややん」だがそれは彼の仮面。ブルーヘクサと言う第6世代であり、髪と瞳が青い。 芝村舞の相方にしてカダヤ。ラボに入れられる前は新井木勇美と幼馴染であったが、今はハッキリと思い出せない。

幻獣共生派だった両親から引き離され、ラボに入れられ後付の改造手術を受ける事になった。 ラボでは、キイクニという名前の実験体として過ごす。 のちに廃棄され、廃棄実験体46号とされる。 廃棄から処理までの隙を利用して逃亡。 研究所から自分の痕跡を消すために、研究員及び他の実験体を皆殺しにした。

死んだ学兵の戸籍(本物の速水厚志)を乗っ取って速水厚志を名乗る。本来の速水厚志は気が弱いマヌケだったらしいが、ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセスでは、この元の速水厚志の知人であった秋草一郎から恨みを買うことになる。

ブルーヘクサを隠す為に髪を染めたため、無一文になる。 金を得るために誰かを殺そうとしていた彼の前に、謎のサラリーマンが長大な砂煙をあげて現れる。 青い宝石と翻訳プログラム、2650円(2500円+バス代)を渡し、サラリーマンは消えた。 最大限の介入と言いながらのその金額の低さに笑いながらも、その親切に触れて人を殺すことを思いとどまる。

その後、芝村舞と遭遇、彼女のために生きることになる。 尚、彼は舞を餌に竜となるべくセプテントリオンに選ばれていた。 舞を失った後、七つの世界を恐怖のどん底に突き落とす魔王になるはずであったが阻止され、セプテントリオンの期待を裏切る形に成長した。

希望号到着後に青の厚志と名乗るようになる。 現在の青のリーダー。オーマネームは青の青、青にして青。

小神族のイトリがついていた。後にイトリは舞に移動して速水の守護はブータとなる。

夜明けの船乗船時は希望の戦士と呼ばれていた。 また、エリザベス・リアティと養子縁組を行っており、親子の間ではアーシュラ・アツシ・リアティという名で通してる。

中村光弘、岩田裕の巧みな言葉に引っかかり、危うくソックスステルスにされそうになる。 しかし、運悪く生徒会連合に監視されており、生徒会連合会則第百八十条補則十七号により 速水厚志は女学生らに拘束、逮捕され数時間に及ぶ尋問を受ける事になる。 (中村光弘、岩田裕両名はあらかじめ作っておいた隠し扉から脱出) ソックスステルスが世に飛び立つことはなかった。(小説 ガンパレード・マーチ 九州撤退戦・<上>)