0001それでも動く名無し
2022/09/14(水) 18:52:38.72ID:bUitc+J3a東京弁護士会所属の弁護士、青木千恵子さん(45)は約2年前、
自身が強制わいせつの被害に遭い、直後に警察で事情を聴かれた。
犯罪行為を立証するのに不可欠な捜査手続きだと頭では分かっていた。
だが、しばらくして、被害当時の状況や警察官とのやり取りを思い返すと
体が拒否反応を起こすようになった。
被害者の立場から実感した深刻な性犯罪被害の現実――。
青木さんは法律家として、被害者の心の負担を少しでも軽減したいと心を砕く。
◇痴漢の恐怖 警察で味わった羞恥心
2020年10月6日夜。青木さんは東京都北区を走行中のJR埼京線の電車内で、
男性からワンピースの内側に手を入れられて尻を触られた。車内は満員。
体をひねっても卑劣な行為は続いた。
電車が赤羽駅に停車した際に男性のバッグをつかんで車外に出たが、男性は逃走しようとした。
青木さんは引っ張られる形で転倒し、膝に全治約3週間のけがをした。
男性は駅前で警官に取り押さえられ、青木さんは被害者として警察署に赴いた。
「男の指はどこまで触れましたか」。
署内では、青木さんと同じ大きさのマネキンで被害状況を確認された。
また、男性の手が下着に触れていたため「男のDNA型が残っていないか調べたい」と、下着の提出も求められた。
青木さんは弁護士として証拠の重要性を十分理解していたが、別室でいざ下着を脱ごうとすると手が震えた。
ショックで事件から約1カ月間、一部の仕事を休んだ。
復帰後も被害に遭った際の状況を思い出すと体の震えが止まらず、
警察でのやり取りが頭に浮かぶと羞恥心がよみがえった。
21年1月、医療機関で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/05b4abc4c93c0ee90a327b81cd5a79ec98d74be6