県警暴力団対策課と姫路署は14日、傷害の疑いで住所不定、建設業の男(21)を逮捕した。同課によると、男は播磨を中心に活動する不良集団「カルマ」のリーダーを名乗っている。

逮捕容疑は9日午前0時半ごろ、兵庫県姫路市魚町の繁華街で、県外から仕事で訪れていた建設作業員の男性(22)の胸ぐらをつかみ、警棒で殴って頭に軽傷を負わせた疑い。調べに「殴ったが胸ぐらはつかんでいない。売られたけんかを買うのは道理だ」と話しているという。

同課によると、男性のグループと男のグループが偶然鉢合わせた。目撃者からの通報で警察官が駆けつけると、既に立ち去った男のスマートフォンが落ちていたという。