青森県七戸町の中学校に通う生徒1人が、下校時に利用したスクールバス内に置き去りにされていたことが14日、町教育委員会への取材で分かった。運転手がマニュアルで定められた目視確認を怠り、眠っていた生徒に気付かなかったという。生徒は自力で車外に出て無事だった。
 町教委によると、バスは9日午後6時45分、生徒3人を乗せ出発したが、運転手は2人の乗車しか確認していなかった。2人をバス停で降ろし車庫に戻ったが、車内で寝ていた生徒に気付かずドアを施錠。午後8時過ぎ、目覚めた生徒がドアを開け脱出し、友人宅で家族と連絡がついた。
 運転手は、座席を目視で確認していなかった。

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