捕手陣が大ハッスルだ。巨人の元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)が15日に行われたジャイアンツ球場での全体練習で、大城卓三捕手(29)と小林誠司捕手(33)へ〝愛のゲキ〟を飛ばした。

 この日は試合がないため、ジャイアンツ球場で全体練習を実施。守備練習の際には横川コーチをノッカーに元木ヘッド、大城、小林、岡本和が三塁で内野ノックを行った。

 序盤は和やかなムードで行われた練習だったが、「ゲーム!」の掛け声が飛び始めると様相は一変。実戦さながらの鋭い打球が飛ぶと、選手も必死に食らいついていった。その中ではこんな〝珍ゲキ〟も飛んだ――。

 際どい打球に小林が食らいついて好守を見せると、元木ヘッドは「モリーナ小林!」と絶賛。メジャーのレジェンド捕手ヤディアー・モリーナになぞらえてたたえた。続けてノックを受けた大城へは、今度は先輩・小林が「動くシーサーになれ!」とエールを送れば、元木ヘッドは「守り神!」とゲキ。これに奮起した大城も右に左にと体を動かし、汗を流していた。

 17日から始まる9連戦では、モリーナ小林とシーサー大城がチームをけん引していくはずだ。

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