米大リーグ・エンゼルスから8月にフィリーズへトレード移籍した24歳ブランドン・マーシュ外野手が好調だ。15日(日本時間16日)まで新天地では25試合に出場し、打率.300。米記者は打撃フォームの変更にも注目している。

 エンゼルスでも期待の若手だったマーシュ。長い髭と髪がトレードマークで、エンゼルスでも4月に打率.308を記録するなど良い働きを見せた。
しかし、その後調子を落とし、トレード前は打率が.226まで低下。新天地でも怪我で離脱する時期はあったものの、9月は10試合でOPS.946をマークするなど復調している。

 米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は、ツイッターでマーシュの移籍前後の成績を紹介。
エンゼルスでは93試合でOPS.637、OPS+80だったのに対して、フィリーズではまだ25試合ではあるがOPS.792、OPS+119であり、三振率も改善されていることを伝え「ここまでの成果は大きな差がある」と伝えた。

 さらに、同記者は別のユーザーが投稿したマーシュの打撃フォームの動画にも注目。現在はエンゼルス時代よりスタンスを広げ、重心を落とした構えに。タイミングを取る際の右足の上げも小さくしているようだ。

 米ファンからは「彼にとってよかったよ。とても成功したキャリアになるよ」「新しいフォームはハーパーに似ている」などとコメントされたほか、「どうやらうちの指導と選手の育成はひどいようだ」
「うちの打撃コーチは最悪だな」「エンゼルスの選手は出て行った後に良くなる傾向がある…おっしゃる通り…」などとエンゼルスファンと思われるアカウントからの書き込みも散見された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f4fbee503f8ffa245a61c03afdf40e930968c98