0001それでも動く名無し
2022/09/20(火) 19:25:56.14ID:3LYyNJsN0ジャッジがア・リーグの右打者史上最多となる59本塁打を放てば、大谷はMLB史上初となる「シーズン30本塁打&2桁勝利」を達成。互いに歴史的な活躍を見せ、いまや熾烈なMVPの行方は一騎打ちの様相を呈している。
この熾烈なレースに意見するのは、現地記者や識者、そしてファン……だけではない。両雄の凄みを目の当たりにしている現役選手たちもコメントを寄せている。去る9月15日には、母国ドミニカのメディア『Z101 Digital』のエクトル・ゴメス記者の取材に、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は、次のように語った。
「オオタニが今年も選ばれるのなら、それはMVPがふたたびかすめ取られることを意味する。正直なところジャッジの数字はオオタニの遥か上を行っている」
昨季に大谷とMVPを争うも、最終的に満票で受賞できずに終わったゲレーロJr.。そんな経緯があっただけに、23歳の超逸材スラッガーの「かすめ取られる」という発言は、もれなく波紋を広げた。
ありとあらゆる意見がゲレーロJr.へ浴びせられた。そのなかでデータに基づいて、持論を展開したのは、投球分析家のロブ・フリードマン氏だ。
「ピッチングニンジャ」の愛称でも知られ、日本でも知名度を誇る同氏は、フォロワーから寄せられた「あなたはブラッディJr.(ゲレーロJr.の愛称)の意見をどう思うか? なぜ投手は評価されないのか」というリプライに対し、「賛同しかねるね」と返信。さらに、こう続けた。
「オオタニはオールスター級の打者でありながら、投手としてはサイ・ヤング賞候補(投手のWARはジャスティン・バーランダーより高い)である。つまり『最も価値あるポジションプレーヤー』ではなく、『最も価値ある選手』なんだ。だから、彼(ゲレーロJr.)の意見には同意できない。もし、投手だけならMVPを手にするハードルは高いだろうが、どちらもやっていたらどうなのだろう」
はたして、彼と快進撃を続けるジャッジとのMVPレースは、いかなる決着を見るのか。その行方とともに、ゲレーロJr.の反応も興味深いところだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59618d8e1ee0809f3563319075ffcc060e933dfe