大手電機メーカーの「シャープ」は、エアコンの内部にある基板の不具合によって発火や発煙のおそれがあるとして、対象となる機種1万3000台余りを無料で点検・修理すると発表しました。

「シャープ」によりますと、リコールの対象となるのはエアコンの「Airest」シリーズの4機種で、2019年11月からおととし7月にかけて生産された合わせて1万3000台余りです。

ことし6月と8月にエアコンから発火や発煙が確認されたため、会社が調査を行ったところ、エアコンの内部にある制御基板の不具合によって過度な電流が流れ、発火などにつながるおそれがあることが分かったということです。

このため会社では、対象の機種を点検したうえで、対策を取った新しい基板に交換する対応を無料で行うことになりました。シャープは「ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。点検・修理までの間は、使用を控えてほしい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220920/k10013828841000.html