果たしてなぜ世界王者カールソン氏はたった一手動かしただけで投了してしまったのか。これはどうやら理由があったようです。実はこの二人、9月4日からミズーリ州で開催されていた世界大会の決勝でも対戦していました。なんとその対局で、無名の19歳ニーマン氏が53連勝中の世界王者カールソン氏に番狂わせの勝利。その後カールソン氏は大会を棄権しています。

大勝利をおさめたニーマン氏でしたが、過去にAIを使って不正を行なっていたことが判明し、ソーシャルメディア探偵たちによって今回も不正していたんじゃないかという疑惑が浮上。しかもお尻にバイブレーションを入れて、そこに遠隔で電波を送りAIチェスの手を教えてもらっていたという疑惑が広がり始めました。これをおもしろがってさらにTwitterで拡散したのがイーロン・マスク。これでお尻疑惑がさらに加熱したというわけです。

https://www.gizmodo.jp/2022/09/chess-magnus-carlsen-hans-niemann-ai-chess24.html