電車にはねられ女子高校生死亡 刈谷の名鉄駅


二十五日午前八時十分ごろ、愛知県刈谷市一ツ木町の名鉄一ツ木駅で、線路上にいた公立高校一年の女子生徒(15)が名鉄岐阜発豊橋行きの急行電車にはねられ、死亡した。乗客ら約八十人にけがはなかった。
 
刈谷署によると、男性運転士(34)が線路上でうつぶせになっている人を見つけて急ブレーキをかけたが、間に合わなかった。駅ホームのベンチ上に女子生徒のリュックサックがあり、中にあった学生証などから身元が判明。自宅からは遺書が見つかり、署は自殺とみて調べている。

 名鉄によると、この事故で、名古屋本線は新安城-豊明間の上下線で約二時間にわたり運転を見合わせ、約一万三千人に影響が出た。

https://www.chunichi.co.jp/article/551973