テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は28日、7月8日に銃撃事件で死去した安倍晋三元首相(享年67)の国葬が27日に日本武道館(東京都千代田区)で執り行われたことを報じた。

 200前後の国と地域、国際機関の代表団を含め国内外の計4200人程度が参列したとみられ、演説中の凶弾に倒れた安倍氏を悼んだ。首相経験者の国葬は戦後2例目で吉田茂元首相以来、55年ぶりだった。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は国葬について「僕は大喪の礼だけで日本は十分だと思ってます個人的には。(国葬が)終わったんで言いますけど」とし、その理由を「政治利用される可能性がある。人の死を政治利用するってことにつながるわけです。今回もそういうふうな部分が多分にあった。だから僕はそういうふうなことをしない方が日本としてはいいんだと思っています」と明かした。

 続けて「今回葬儀だからお葬式なのにっていう話がありますけど、ちゃんと家族葬という形で芝の増上寺で行われていますから。ここに国会議員も参列しています。だからお葬式としては終わっているんです。これは一般で言えばお別れの会みたいなものなんです。そのお別れの会みたいなもに国費を使って政治的意図をこめるってこと自体が僕はよくないと思っている」などとコメントしていた。
報知新聞社

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