女性の個人情報「コレクション」 不正照会の巡査部長処分 大阪府警


 警察の端末で女性の個人情報を不正に照会したなどとして、大阪府警は28日、河内署交通課の巡査部長(32)を停職3カ月の懲戒処分にした。巡査部長は同日付で依願退職した。女性の被害は確認されていないという。

 監察室によると、巡査部長は2021年4月~22年4月、7人の女性について業務と無関係の照会を計13回したとされる。好みの女性が乗った自転車の防犯登録番号や、自身が利用した店舗従業員の名札に書かれた氏名を検索していた。

 スマートフォンには女性の氏名や住所が残されており、巡査部長は「コレクションとして保存して満足した。ストーカー行為はしていない」と説明している。
https://mainichi.jp/articles/20220929/k00/00m/040/019000c