0001それでも動く名無し
2022/09/30(金) 07:19:08.87ID:8qmEtFN20「もしもし、雅也君、合格していました。雅也君の受験番号がありました。間違いなく合格しています。」
との言葉でした。先生も心配で見に行ってくれていました。仙台の友達からも合格していましたよ。「おめでとう」のメッセィジが私の携帯に入っていました。私は思わず「合格?合格してたぁ~、ありがとうございます」と何度もつげて電話切りました。真すぐ写真に向かって「雅也!ヤッター!!雅也合格だよ。合格してたんだよ。これでやっと念願の美容師さんになれたんだよ」と大声で叫んでいました。夫も泣きながら「雅也よくヤッター!、さすが、わのワラシだ」と泣き喜んでいました。会場内も思わずみんな「雅也、おめでとう。バンザイ、バンザイ」と手をたたきながら泣き喜んでいました。
「雅也聞いているよね。合格したんだよ。何も恐い事ないからどうどうと胸張っていいんだよ」
と写真に向かって話していました。
たった一人ぼっちでこの世を去り、あの世へ一人旅しなきゃならない息子を思うと淋しいだろう。悲しいだろう。心ぼそいだろうと自分のやり残した美容カリスマへの夢も実現出来ないまま、さようならしなきゃならない自分に腹立ち気が小さくなっているだろうと。だからせめて最後に「雅也どうどうと胸張ってあの世に行っていいんだよ」と私は息子に言いました。立派な美容師さんなんだから。お葬式に通報が間に合って本当に良かった。先生や友達に感謝しております。 ありがとう。葬式終った後、息子の後を追って津鉄列車に車ごとつっこもうと列車が来るの待ってアクセル踏んだ。