0001それでも動く名無し
2022/09/30(金) 14:57:55.58ID:kvoBfE2lM虎と赤い糸で結ばれていることを確信して、キラキラと光り輝く〝金の卵〟に照準を合わせた。阪神が今年のドラフト会議で香川・高松商高の浅野を１位指名の筆頭候補にしていることが判明した。常勝軍団構築へ、将来性抜群の右のスラッガーの獲得を目指す。
浅野は今夏の甲子園大会で３本塁打、打率・７００をマークし、チームの８強進出に貢献した。準々決勝でプロ注目の近江高のエース・山田陽翔からバックスクリーンに一発を放ち、１７０センチと上背はないが、パワフルな打撃で評価を上げた。阪神は白鷗大の最速１５１キロ左腕、曽谷（そたに）龍平投手（２１）、東京ガスの本格派右腕・益田武尚投手（２３）ら即戦力も高く評価している中、次期監督に内定している岡田氏は２８日のラジオ解説内で「１軍の戦力になるように若い選手を作ればいい」と育成の重要性を語っている。最終的な決断は１０月２０日のドラフト会議直前になるもよう。新指揮官の要望を球団が聞いた上で支障がなければ、右の大砲候補の１位指名が実現する。
現在の戦力を考慮した上で、来季以降のニーズに合致する補強になる。阪神の投手力はセ・リーグ屈指の質を誇り、先発陣は２３歳の才木が右肘手術からの復活を遂げ、ここまで８試合で防御率１・６４と結果を出している。２１歳の西純は１２試合の先発で６勝（３敗）を挙げて１軍定着への足がかりを作った。今季のドラフト１位右腕・森木も２試合に登板し、高い潜在能力を披露。中継ぎ陣では２４歳の浜地、２３歳の湯浅も地位を確立した。
一方、野手陣では右打ちの長距離砲でレギュラー格は２７歳の大山のみ。２軍では覚醒が待たれる高卒３年目の井上がウエスタン・リーグ２位の７０打点を挙げるなど奮闘しているが、今季１軍出場は２試合にとどまった。
高校通算６８本塁打の浅野の加入でチーム内の競争も活性化する。Ｕ－１８ベースボールＷ杯に日本代表として出場した際も木製バットへの対応力も証明済み。もちろん、他球団も放っておかない。
巨人も２８日に原監督らが出席したスカウト会議を開き、浅野の１位指名を公表したばかり。ドラフトでのＴＧ決戦といえば２０２０年の近大の佐藤輝が記憶に新しい。４球団（阪神、巨人、オリックス、ソフトバンク）が競合し、矢野監督がくじを引き当てて〝伝統の一戦〟を制した。
今回、浅野１位入札の場合、競合が必至。岡田氏が大役を務め、将来のスーパースターの交渉権を獲得する。そんな光景が見られるかもしれない。浅野を１位指名の筆頭候補に据え、運命の「１０・２０」までに最良の答えを導き出す。
★２０２０年のドラフト会議ＴＧ決戦
近大・佐藤輝を阪神、巨人、オリックス、ソフトバンクが１位入札。オリックス・福良ＧＭに続いて２番目にくじを引いた矢野監督が交渉権を獲得。巨人は１１年に外れ１位で英明高・松本竜也を引き当てて以降、くじは１０連敗となった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各球団は個別の部屋から指名するリモート形式が採用された。
■浅野 翔吾（あさの・しょうご）
２００４（平成１６）年１１月２４日生まれ、１７歳。香川・高松市出身。屋島小３年から屋島スポーツ少年団で野球を始め、５年から屋島シーホークスでプレー。屋島中では軟式野球部に所属。軟式野球のＵ―１５日本代表でアジア選手権優勝。高松商高では１年夏からレギュラー。２年夏、３年夏の甲子園大会に出場し、計５試合で打率・６４７、４本塁打、８打点。高校通算６８本塁打。５０メートル走５秒９。遠投１１０メートル。１７０センチ、８６キロ。右投げ両打ち。
https://news.yahoo.co.jp/articles/909b1315f0147f0dfb279ab333ebf660b79c7711
