ブラジルで19歳の女性が父親の異なる双子を出産し、「100万組に1組のレアケース」と話題になりました。

現地メディアのGloboによると、女性はシングルマザーで、双子ちゃんが1歳の誕生日を迎えるにあたり、父親がだれか気になりだして、心当たりの男性AにDNA鑑定をお願いしたのだといいます。

するとDNAが一致して父子関係が確認できたのはいいのですが、陽性が出たのは片方の赤ちゃんだけ。もう片方の赤ちゃんはだれの子よ⁉ということになりました。

女性はこうGloboに語っています。

「そういえばその日は男性Bとも性交渉したんだったと思い出して、Bにもテストをお願いしてみたんです。そしたら陽性でした」



「これにはビックリです。こんなことがあるなんて全然知りませんでした。ふたりともよく似てますし」

父親の異なる二卵性双生児(異父過妊娠)は、同じ月経周期に排卵が2回起こって、それぞれの卵が別々に受精することで起こる現象です。卵子の寿命は12~48時間、精子の寿命は7~10日間。担当したTulio Franco医師は「発生確率は100万分の1で、世界全体でも20例しか確認できていない。こんな症例に一生のうちに巡り合えるなんて思ってもみなかった」と心底驚いた様子。


https://www.gizmodo.jp/2022/09/twins-dna-different-father.html