ロマノフ朝を支える祈祷僧、グリゴリー・ラスプーチン氏がロシア西部のモイカ宮殿にて起きた銃撃事件で死亡したのは12月16日。
事件のほぼ直後、サンクトペテルブルクの貴族、ユスポフ氏を犯人と特定した。

調べに対し、ユスポフ氏は「ラスプーチンを青酸カリ入り食事で殺そうとしたが美味しそうに平らげて寝てしまった。
怖くなったので拳銃で2発背中を打ったが普通に起き上がってきた。
最後に靴で殴ってトドメをさして死体を凍った川に捨てた。」と供述している。