0001それでも動く名無し
2022/10/03(月) 10:12:38.48ID:z2Tz0wXVM10・3-。ついに新たな球史が刻まれる。村上は状態を考慮され、2日の阪神戦を欠場。残り1試合で打率、本塁打、打点の打撃主要3部門のリーグトップを堅持し、夢の三冠王が、はっきりと見えた。
「三冠を取れるチャンスもそんなにないし、そういう選手に巡り合えるのもすごく幸運だと思っている。目の前で見たいと思いますし、ぜひ取ってほしい」
延長十二回、4時間10分の戦いを終えた高津監督は、若き主砲への期待を表した。この日の欠場については「彼も人の子で、やっぱりしんどいからね。しっかりと状態を調整してあげないといけないと思って外しました」と説明。12日からのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ、その先の日本シリーズも見据えてリフレッシュさせた。
苦しくても前に進んできた。村上は9月13日の巨人戦(神宮)で55号を放ち、1964年に王貞治(巨人)が打ち立てた日本選手のシーズン最多本塁打数に並んだ。
しかし、以降の出場13試合は打率・114(44打数5安打)で本塁打、打点ともになし。三冠王について「もちろん狙いたい」と意気込み、リーグ連覇を果たした25日には「記録との戦いに挑戦できるのは今、僕しかいない」と56号への決意を示していたが、思わぬ壁にぶち当たった。
つかの間の休養を経て、いざ偉業の同時達成を狙う。打率・317、55本塁打、132打点はリーグトップ。本塁打と打点は独走しており、僅差だった打率も2位の中日・大島がこの日の広島戦で4打数1安打だったため・314で全日程を終えた。村上は3日のシーズン最終戦で3打数無安打でも大島の打率を上回り、対戦するDeNAの同3位・佐野も・307で逆転は現実的に難しく、三冠王獲得が決定的となった。
3日の出場について高津監督は「状態を見て決めようと思います」と話した。打率トップを維持した上で少なくとも3度立てる打席で本塁打を放てば、日本選手最多を更新する56号のメモリアルアーチとなる。2004年の松中信彦(ダイエー)以来で令和初、82年の落合博満(ロッテ)らの29歳シーズンを抜く史上最年少22歳シーズンでの三冠王のみならず、本塁打記録でも日本選手初の領域に踏み入れる。
今季の活躍ぶりには、仲間たちも舌を巻く。1年目のオフから自主トレに同行し、肉体面など多くのことを学んだ青木からは「昨年、MVPを受賞しても満足していない。向上心の高さが素晴らしい結果につながっている」と称賛され、3度のトリプルスリー(同一シーズン打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成した山田をして「もう別格」と言わしめる。
レギュラーシーズン最後は本拠地・神宮球場での一戦。多くの燕党を前に、偉業達成を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c64c3f895a2811be564420f4afdd62ce983fe9d2