苦境でも決して心は折れていなかった。米大リーグ、ブルージェイズ傘下3Aのバファローの筒香嘉智外野手(30)の米球界3年目は、打撃で結果が出ず、腰のけがもあり、メジャー(パイレーツ)では50試合で打率・171、2本塁打、19打点の成績だった。

メジャー40人枠外のマイナー契約ながら、10月の残り試合とポストシーズンの出場資格があり、メジャー(ブルージェイズ)のバックアップメンバーとして他のチームメンバーと練習を継続している。

「自分の夢の舞台ですので今年1年、すごくいろんなことを経験して(渡米後の3シーズンで)一番濃かったと思います。そう簡単に諦めるようなものであれば夢ではないと思いますし、僕の中ではそういった覚悟を持ってこっち(米国)に来ているので、そういう思いでいます」

3Aの最終戦が行われた9月28日、ペンシルベニア州スクラントンでの試合後にそう語った。来季の去就は不透明ながら、迷いのない「覚悟」を明かした。
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