ドラフト会議に向け中日の立浪和義監督が5日、東都大学野球の中央大―青学大(神宮)を視察した。

 この日の注目は中央大の主砲・森下翔太(東海大相模)。「4番・中堅」でスタメン出場すると、3打席目に左翼線の適時二塁打を放つなど、片りんをみせた。立浪監督は「大学でも屈指のスラッガーと聞いていた。力があるし楽しみな選手。雰囲気も良いものを持っている。良くなる要素はいっぱいある選手だなというのは感じました。上位で(ドラフトに)かかる選手かなと思います」とうなずき、ドラゴンズにとっても上位指名候補としてリストアップしていることを明かした。

 今後は今月20日のドラフトに向けてスカウト会議にも自ら出席し、絞り込みを進めていく予定だ。立浪監督は「チームのバランスもあるしスカウト編成と話し合って考えていきます。これからのドラゴンズのクリーンアップを背負って立つ選手を探していかないとね」と語った。