【中日】平田良介が波紋呼んだ退団会見を釈明「セレモニーの内容が理由ではない」

 中日から戦力外通告を受けた平田良介外野手(34)が5日、自身のインスタグラムを更新。前日4日の会見で発言し、ネット上などで物議を醸した退団理由について釈明した。

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「昨日は私の記者会見でお騒がせしてすみませんでした。セレモニーのことだけをクローズアップされ報道されてしまいましたが、提案してくださったセレモニーの内容が理由で自由契約を選択したわけではありません」と言及した。

 現役続行を表明した前日の会見では「自分が望んでいる選択肢ではなくて(球団から)『盛大なセレモニーはできない』と言われた。Tシャツやタオルや映像が流れて僕がマウンド付近で話をする、それが自分の中での最後かなって思っていたので。自分の17年の野球人生の最後としては違うのかなと感じたので、それが最後の(決定的な)理由にはなった」と吐露していた。

 しかし、投稿では「本当に1番に伝えたかったことはドラゴンズが大好きで、まだドラゴンズでプレーしたかったという気持ちです! まだ僕はプロでやれます! 平田良介として最後のプロ野球人生を終えるために頑張ります」と力強くつづった。

 その上で「こんな僕のことを応援してくれたファンの皆様には本当に感謝しています。つらいとき、苦しいときの支えはファンの方の声援でした。声援が勇気に変わり立ち上がることが何度も出来ました。本当にありがとうございました。恩返しは次のステージでみせたいと思います! 加藤球団代表、立浪監督、選手の皆様、スタッフの皆様、僕に関わって下さった全ての方々に心から感謝申し上げます。ではまた球場でお会いしましょう」と感謝の言葉で締めくくった。