本塁打数が減少した一方で打率は昨季の・257から16ポイント上昇。打席数が昨季の537を更新する587となったことで安打数も138本から自己最多の160本。三振数は189個から161個に減らすことに成功した。

 試合後の大谷が、昨季と今季の打撃について意識の違いを明かす。「打率の部分で、3割近く打てるようなイメージでシーズン前はいこうと思ってたので、その中でホームランがどれだけ出るのかなっていうのが、一つのチャレンジではありました。フェンス手前で失速するような打球が少し目立ってたので、そこがもうひと伸びすれば、どっちも伸びてくるんじゃないかなとは思います」。本塁打が出なかったことは悔やまれるが、シーズン終了間際に記録した日米自己最長の18試合連続安打は大きな収穫だ。

 率を残して本塁打も打つ。メジャー10年ぶりの三冠王になれなかったが、62本塁打と131打点の二冠とリーグ2位の打率・311をマークしたジャッジ(ヤンキース)の打撃は大谷にとって理想なのかもしれない。
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