朝芽さん遺体、事件性うかがわせる目立った外傷なし…川に転落した可能性

千葉県市川市の旧江戸川で4日に見つかった女児の遺体について、県警は6日、DNA鑑定の結果、先月下旬から行方不明になっていた同県松戸市の小学1年、南朝芽(さや)さん(7)と判明したと発表した。

県警によると、遺体と朝芽さんの両親のDNA型を照合したところ、親子関係に矛盾はないとの結果が出た。着ていた衣服なども踏まえて身元を断定した。
5日の司法解剖では、遺体は死後1~2週間経過し、溺死の可能性があることが判明。事件性をうかがわせる目立った外傷はなく、県警は川に転落した可能性があるとみて調べている。

朝芽さんは9月23日、キックスケーターに乗って自宅を出たまま行方が分からなくなった。翌24日、遺体発見場所から約15キロ上流の江戸川河川敷で靴と靴下が見つかり、県警や消防が捜索を続けていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221006-OYT1T50262/