プロデューサー「鉄血で新しい若いファンが増えたと思ってた」

>「水星の魔女」のプロジェクトが始動したのは2018年頃で、岡本プロデューサーは2020年初春頃に参加した。岡本プロデューサーが参加した時点で女性主人公になることは決まっていたという。

 「私が参加した時には、女性を主人公とした『ガンダム』という話がありました。『ガンダム』の50、60周年に向けて、次の世代の少年少女に向けて作りたいという方向性で進めていました。10代の人たちからお話を聞くタイミングがあって、その時『ガンダムは、僕らのものじゃない。僕らに向けたものではない』という言葉があったんです。その言葉が刺さったんです。『鉄血のオルフェンズ』『機動戦士ガンダム00』などでも新しい若いファンが増えたと思っていましたが、『機動戦士ガンダムSEED』から20年たっていますし、既に歴史、壁のようになっている。それが入りづらさにもなっているのかもしれません」