「若者の自殺の3人に1人は原因が『不詳』」チャット相談主催者がたどり着いたその理由

じつは、10~20代の若者の自殺原因を調べると、3人に1人は「不詳」。つまり、理由がわからないのです。

なぜこれほど「不詳」が多いのかは、関係者の間でも長年の疑問となっていました。

しかし「あなたのいばしょ」で多くの方の話を伺っているうちに、ひとつの答えが見えてきました。

相談者のなかには、いじめられているわけでもなく、友達とケンカしているわけでもない。
先生や親との関係が悪いわけでもない。でも、死にたいという人たちが少なからずいます。

深い悩みや生きづらさを抱えている本人自身も、その理由がわかっていない場合が多いのです。
死んだほうがマシだと思うくらい毎日がしんどいのに、その原因が自分でもわからないのはとても苦しいものです。


https://president.jp/articles/-/62186