中日・立浪和義監督(53)が11日、名古屋市内の中日新聞本社を訪れて大島宇一郎オーナー(58)にシーズン終了の報告を行い、巻き返しへの決意を明かした。

 就任1年目の今季は66勝75敗2分けで6年ぶりの最下位に沈み、会見で「今年、最下位で期待を裏切ってしまった反省をさせていただいた」と説明。大島オーナーからは「いろいろ苦労したね」というねぎらいの言葉もあったが「まだまだ新しい戦力をつくって、育てていかないと。まだまだ足りない」との叱咤もあったという。

 今季は2年連続で12球団ワーストとなる62本塁打、414得点と深刻な貧打解消に向け、今オフに自ら海を渡る覚悟だ。「外国人はもちろんこれから探しに行くし、それはオーナーの了承もいただいている。あとは良い選手を連れて来られるかどうか。来年のドラゴンズにとって、そこが一番ではないが大きなポイント。これからしっかり探していきたい」ときっぱり。

 具体的には「ドミニカへ見に行くという考えはある。今、いろんな映像を見ていて、良いなと思う選手はいっぱいいるが、セールスビデオだけではなかなか分からない。実際に球場で練習からやっている雰囲気とかから見たい」とドミニカ共和国などのウインターリーグを直接視察する意向を示した。

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