少女強姦の容疑者とその母親、妊娠知り被害者に火付けた疑いで逮捕 インド

インド北部ウッタルプラデシュ州で、15歳の少女を強姦して妊娠させた18歳の男が、
自身の母親とともにこの少女の体に火を付けたとして、殺人未遂容疑で逮捕された。

同州の警察幹部が語ったところによると、容疑者と母親は今月6日、自宅で少女に
灯油をかけて火を付けた疑い。容疑者はいとこにあたる少女を、3カ月前に強姦
したとされる。

少女が妊娠したことが分かり、両家は2人を結婚させたほうがいいかどうかを
話し合っていた。インド最大の通信社、プレス・トラスト・オブ・インディア報じた
ところによると、少女は容疑者と結婚させると言われて容疑者宅へ出向き、
そこで火を付けられたとみられる。

少女の容体や、妊娠の経過は明らかでない。警察幹部によると、強姦は同州
西部マインプリで起きた。インドのモディ首相は7年前から取り組んでいる
男女平等の啓発運動で同州に重点を置いてきたが、女性の地位向上は進まず、
女性に対する暴力事件も後を絶たない。

女性は強姦される側が悪いと教えられ、被害に遭っても届け出ないケースが多い。
この少女も3カ月後まで通報していなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b2d56eb7aeb11102bf02de7459623de9ea867d