ロシアのラブロフ外相は11日、来月、開かれるG20首脳会議の際にアメリカから提案があれば、
プーチン大統領がバイデン大統領との首脳会談を検討する用意があると述べました。

ラブロフ外相「私たちは何度も述べている通り会談を決して拒否していない。そしてもし(アメリカ側から)提案があればそれを検討する」

ラブロフ外相は11日に放送されたテレビ番組で、司会者からG20首脳会議にあわせて米露首脳会談は行われるかと聞かれ、このように答えました。
ただ、現時点で、アメリカ側から公式な提案は受けていないとしています。

一方、アメリカ国務省のプライス報道官は11日、ラブロフ外相のこうした発言について、ロシアが首都キーウを含むウクライナ全土を攻撃した直後の発言であることを指摘した上で、
「我々はうわべだけの姿勢だと見ている」と述べ、現時点で取り合う考えがないことを強調しました。

ロシア外相 米露首脳会談「提案あれば検討」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec3393ecc5cf416cec61e1c0753d1b909159a8a