中日・根尾昂投手(22)が、12日の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で先発し、プロ入り最長の4イニングを投げ、3安打無失点に抑える力投を見せた。

 秋季練習を行うナゴヤ球場で報告を受けた立浪監督は「ゼロで抑えることは何よりもいいこと。死球はあるが、無四球は立派」と評価した上で「根尾の場合はいろいろ段階がある。球数の段階もあるし、成長過程でもあると思うのであせらさずにやらせる」と説明した。

 そんな4年目右腕は今オフにナゴヤ球場に隣接する合宿所「昇竜館」を退寮する。球団の規定で高卒選手は4年間の寮生活を送るが〝満期〟を迎えることで「もちろん、退寮します。待ってました」と心待ちにしていた様子。すでに宮崎へ出発する3日前に新居を決めてきた。

 いよいよ一人暮らしをスタートさせることに「コロナ期間で結構、制限されていたところもあった。しっかり気分転換をする方法の選択肢が増えると思う」と喜びながらも「しっかり(息を)抜くところは抜いて、もちろん、野球一筋です!」と意気込む。

 さらに退寮するタイミングに合わせてマイカーを購入。「まだ(納車で)きてないですけど、買ったっす!」と喜びを爆発させる。ドライブにも興味津々でオフには「いろいろ外に出て行くかもしれない。あんまり名古屋にいないかもしれないですけど」とニヤリ。

 一人暮らしの新居&マイカーで身も心もリフレッシュ。来季は先発投手として大躍進を遂げるか。

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