【ロンドン=共同】英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は12日、今年の世界大学ランキングを発表した。
日本勢で最高順位となった東京大は前年の35位から39位に、2番手の京都大も61位から68位に順位を下げた。全体では英オックスフォード大が7年連続でトップの座を保持した。

THEは今回、104の国・地域の1799大学を対象に、研究内容や国際性などの5分野を総合的に評価した。
東京大、京都大の順位下落については取材に対し、いずれも学習環境の評判や大学出版物の学者による引用回数などの分野で評価を落としたのが原因だと説明した。

日本勢で、具体的な順位が公表される200位以内に入ったのは東京大と京都大のみ。
500位以内だったのはほかに、東北大が250位以内、大阪大が300位以内、名古屋大と東京工業大が350位以内に入った。