女優の本田翼さんがMCを務めるNHKの“ゲーム教養番組”「ゲームゲノム」(総合、午後11時)が、10月5日にスタートする。番組の制作統括を務める石塚利恵さんは「ゲームというものはNHKでもなかなか取り上げることがありませんでしたが、教養と掛け合わせて新しい化学反応を起こせれば」と期待を語った。

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 番組は、昨年10月にパイロット版が放送され、その反響を受けてのレギュラー化が決定。ナレーションは人気声優の神谷浩史さんが務め、番組オリジナルテーマ曲は「キングダムハーツ」などのゲーム音楽を手がけてきた下村陽子さんが作曲。今シリーズは全10回を予定している。

 初回の放送では、俳優の山田孝之さんとゲームクリエーターの上田文人さんをゲストに迎え、「ワンダと巨像」「人喰いの大鷲トリコ」を紹介する。

 パイロット版の放送について、石塚さんは「『ゲームが誤解されている』『(ゲームは)もっと評価されていいのではないか?』などの反響をいただきました」と振り返る。その上で「ゲームが誕生しておよそ50年がたち、ひとつの文化と捉えていいのではないだろうかということもあり、全10回を放送することとなりました」と話した。

 第2回以降の放送も「ペルソナ5」「逆転裁判」「DARK SOULS(ダークソウル)」など人気ゲームを紹介していく。「若い方にも、上の世代の方にもゲームを楽しんでいただけると思います。山田さんの他にも、今後はスポーツ選手やお笑い芸人の方もゲストで登場します。ゲームで得た体験から日常の生活にも生かせている気づきも紹介していただくので、そこも見どころだと思います」とアピールした。

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