https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a4b1b96ba6b9591aeeead338bf0b375742a712

この日最初のメニューとして行われた右回り・左回り各10分間の持久走。照り付ける太陽の下でのランニングという事もあり、選手の表情は十人十色。顔色一つ変えずに走り続けた戸郷や丸がいる中、岡本和や大城、中田らは苦悶の表情を浮かべており、そんな若人たちの奮闘する姿を見守っていた原監督は満足げな笑みを浮かべていた。

 そんなか、突如として乱入したのが阿部コーチだ。時計を確認しながらペースメーカーとして一定のラップを刻み続け、若手選手にも負けることなく完走。休憩する選手たちを見ながら「いいペースメーカになっただろう」と手応えを掴んでいた。